感染性胃腸炎は嘔吐、下痢、発熱を主要症状とする感染症です。冬のノロウィルス、春のロタウィルスなどが有名ですが、それ以外にもいくつかの種類のウィルスが原因となることが知られており、年間を通じて発生しています。特効薬はありませんので、とにかく下記のように少量ずつ頻回に水分補給を行って、脱水を予防しながら回復を待つことが大切です。吐き気の強い時に、いちどきにたくさん飲ませる(飲みたいだけ飲ませる)とかえって嘔吐を誘発してしまいます。食事は吐き気がおさまってから、開始してください。(あまり急がないでください!)
嘔吐や下痢がある時の飲ませ方
□ 20ml/回 10分毎
□ 30ml/回 15分毎(大さじ2杯が約30ml)
□ 40ml/回 20分毎
いずれも 1時間で120mlの飲水量となります。吐き気止め座薬(ナウゼリン)を処方されている場合は、先に挿入し、 30分~1時間経過してから(吐き気止めの効果がでてから)開始してください。嘔吐せずに順調に飲めるようになったら1回量を5~10mlずつ増量して可。吐き気がおさまったら、お粥など少量ずつ食事を開始しましょう。脂肪分の多い食事(食材)は消化が悪いので避けたほうがよいでしょう。
補水液としては
1. OS-1 (大塚製薬 市販品)
2. アクアライトORS(和光堂 市販品)
3. ソリタ顆粒 (医薬品 処方箋必要)
4. 自家製補水液
- 水 1リットル
- ;不足している水分の補給
- 食塩 小さじ1/2 (3g)
- ;血液電解質の維持
- 砂糖 大さじ4と1/2 (40g)
- ;低血糖の予防(重要!)
- レモン 適量
- ;風味づけ
- 院長
- 引田 満 (日本小児科学会専門医)
- 所在地
- 〒273-0106
千葉県鎌ヶ谷市南鎌ケ谷1-5-24
駐車場(18台)有り - 電話
- 047-441-5457
- 最寄駅
- 新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅
船橋新京成バス(二和道経由船橋駅北口行)
鎌ヶ谷バス停下車 - 診療時間
-
月 火 水 木 金 土 日祝 一般診療
9:00 ~ 12:00○ ○ ○ - ○ ○ - 健診・予防接種
14:00 ~ 15:00○ ○ ○ - ○ - - 一般診療
15:30 ~ 18:30○ △ ○ - ○ - - 休診日:木曜・日曜・祝日
健診・予防接種は予約制(電話、受付窓口)
△:第2・4週はアレルギー外来
(予約制 ただし初診予約はできません)
第1・3・5週は一般診療
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